4スタンス理論で社交ダンス

社交ダンスの誤解されやすい曖昧な部分を4スタンス理論で解説します。

カテゴリ: 4スタンス理論

ステップをする際の移動のイメージの仕方がクロスタイプ(A1/B2)パラレルタイプ(A2/B1)とでは違ってきます。

下半身主導
クロスタイプ(A1/B2)が移動する際は、移動したい場所へまず下半身から運び、運んだ下半身の上に上半身を乗せこむようにして軸を作るイメージをすると自然な流れとなります。

A1B2では軸ポイントの違いからくる見た目の違いはありますが下半身から移動するイメージは同じとなります。

上半身主導
パラレルタイプ(A2/B1)が移動する際は、移動したい場所へまず上半身から運び、運んだ上半身の下に下半身を入れ込むようにして軸を作るイメージをすると自然な流れとなります。

A2B1はパラレルタイプの特性上、移動の見た目は似てきます。



クロスタイプ
・体幹をねじるように動かし動作を導きます。
・手首を屈曲させることで身体との連動が取りやすく、ホールドの時などは手首を屈曲させます。
・足指を内側に曲げこむと動作が安定し、力強い動作を導くことができます。
・身体の主導(意識して動かす)イメージは身体の内側の面。
・顎を少し引き、後頭部をまっすぐにするとシェイプ時に身体が連動しやすくなります。
・全身を連動させていく中で、下半身を主導させてコントロールする。
・ナチュラルターン等の後退の時、体幹をねじり相手を通す。


パラレルタイプ
・体幹の面に保ち動作を導きます。
・手首を背屈させることで身体との連動が取りやすく、ホールドの時などは手首を背屈させます。
・足指を外側へ反らすと動作が安定し、力強い動作を導くことができます。
・身体の主導(意識して動かす)イメージは身体の外側の面。
・顎を少し上げ、後頭部を後ろに倒すとシェイプ時に身体が連動しやすくなります。
・全身を連動させていく中で、上半身を主導させてコントロールする。
・ナチュラルターン等の後退の時、全身を横にずらして相手を通す。





 練習場などで、たまに「なぜ習った通りにできないのか!」や「なぜ自分の言ったと通りにできないのか‼」と喧嘩をしているカップルを見かける事がありますが、それは行おうとしているテクニックがその人のタイプに合っていないから起こる問題なのです。
自分のタイプに合わない動きをしていると、不自然な姿勢や踊り間違いの素になります。

4スタンス理論には、4種類のタイプがありそのタイプごとに身体の動かし方に違いがあります。

4種類の身体の動かし方があるということは、「習った踊り方」や「自分が良いと思う踊り方」が相手のタイプに合っていなければうまくできないのは当たり前なことなのです。

踊りをより良くしようと思うなら4スタンス理論を理解して、自分のタイプをしり、相手のタイプを理解してから踊りを合わせより良いコミュニケーションをとる事が大事になります。



「パワーライン」は、モノを握るというヒトの根源的な動作に安定をもたらす基軸、といっていい手の平と足の裏に存在するラインです
A1-黄色の点線 A2-黄色の線 B1-青い線 B2-青い点線
パワーライン
それぞれの「パワーライン」に合わせてモノを握ると動作が安定し、自然で無理がなく握ったモノを密着させてコントロールしやすく、全身がスムーズに連動します。

:女性の左ホールドの手の違い
腕の作り方は、タイプ別ホールドの作り方(女性編) を見て下さい。

A1-パワーラインの向きを男性の上腕に沿わせる様、手首の向きで調節して、男性の右腕と平行にし人差し指側から沿わせて指先から握ります。

A2-パワーラインの向きを男性の上腕に沿わせる様、手首の向きで調節して男性の右腕と平行にし薬指側から沿わせて指先から握ります。

B1-パワーラインの向きを男性の上腕に沿わせる様、手首の向きで調節して男性の右腕と平行にし人差し指側から沿わせて手の平から握ります。

B2-パワーラインの向きを男性の上腕に沿わせる様、手首の向きで調節して、男性の右腕と平行にし薬指側から沿わせて手の平から握ります。


この他にも、足の裏の使い方やコネクション等々にパワーラインは活用されます。

4スタンス理論には「正しく立つ」という項目があります。

「正しく立つ」
脱力をした状態から
①両足の中指を、首幅、股関節幅に揃える
②両足の土踏まずを地面に向ける(意識をする)
③肩甲骨、仙骨を地面に対して垂直に立てる
④頭を土踏まずの上に置く
⑤体幹を柔軟に保つ


「正しく立つ」とは、全てのタイプに共通する立ち方で、次に起こす動作の為に全身の可動域がしっかり使える状態であること、無駄な力が抜けていてもっとも疲れにくい姿勢であることを言います。

踊る前には必ず「正しく立つ」の状態から構えに移行することが大切となってきます。

次に片方の足に5つのポイント、首の付け根みぞおち股関節土踏まずを床に対して垂直に揃え軸をつくり、全身の骨を連動させて使うことを可能にします。

ここから各タイプ別の構えに移行し、Aタイプであれば首の付け根股関節を動かし動作を起こし、Bタイプであればみぞおちを動かし動作を起こします。

↑このページのトップヘ