4スタンス理論で社交ダンス

社交ダンスの誤解されやすい曖昧な部分を4スタンス理論で解説します。

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1流選手になればなるほど自分のタイプ特性に合った動きを行っているのですが、1流選手は競技動作に入る前のルーティンワークが自分のタイプを整える動作になっています。

競技動作に入る前のルーティンワークとして有名なのがイチローですが、イチローのネクストバッターズサークルからバッターボックスに入って構えるまでの動作は完璧なA1タイプの整え方になっているのでバッティングにおいては相手の投球だけに集中できるのです。


社交ダンスに構える前のルーティンワークを取り入れるならば、フロアに入る前に各タイプの方向に身体を動かす屈伸等をするといいでしょう。

フロアに入ってからは、ラテン選手は曲に合わせて軸移動を意識したその場での動き等をすると身体の中にリズムがうまれるのでステップする際にスムーズに移行できるでしょう。

ボールルーム選手はホールドをする際の足の位置や腕の出し方を自分のタイプの方向に合わせると、しっかりとしていて柔軟なホールドをすることができるでしょう。

よく競技会などで見かけるのが、誰かのまねだったり、習ったからという理由で自分のタイプに合っていない不自然な準備動作をしている方が沢山いるので、軸を意識しながら自分の身体に合った自然な準備動作を心掛けましょう。


AタイプBタイプでは腰を落とした時に脚の使い方が違います。

Aタイプの場合

みぞおち土踏まずで軸を作るので脛が床に対して垂直に近い状態になります。
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ここから股関節を後ろに抜くことによって腰を落としていきます。


Bタイプの場合
 
首の付け根股関節土踏まずで軸を作るので脛が床に対して鋭角になります。

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ここから膝を前に出し脛を床に対してより鋭角にすることで腰を落としていきます。

ボールルームだとロア~フォールにかけて、ラテンだと腰を落としたポーズの時に気を付けると、自然かつスムーズに次のステップへと移り変わることができるようになります。

故障を抱えてのダンスから脱却したいかたはこちら


膝を曲げてフォールをする際の背骨の湾曲する方向を紹介します
赤い曲線が背骨の湾曲イメージで黒矢印は膝を曲げた際の背骨の引っ張り方向を表しています。

A1タイプ
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A2タイプ
A2a


B1タイプ
B1a

B2タイプ
B2a



この湾曲イメージで動くと軸を保った状態で動けより良い動きはもちろん、腰痛などの予防にもなります。

4/16(日)に第2回の4スタン理論講習会を行います。
詳しくは
こちら

先日のプロラテンの競技会を見ていて集団で踊っている中で目立つ選手や勝ち残る選手は一つ一つの動作時に軸移動が高確率で行われている事が見て取れました。

ですが残念なことに高確率であって完璧にでわなく、速いリズムの種目になると決勝を踊るメンバーでさえ60~70%しか軸移動が行われず身体の動きを固めてしまっているのが見えました。

速いリズムの種目になると軸ポイントを移動した先で支える為の筋力が必要になってくるのですが、予選の段階では軸ポイントを移動先で支えられないので、可動ポイントと軸ポイントを固めて足の力でバランスを無理矢理とりステップをする選手が多々見うけられました。

Aタイプであればみぞおち土踏まずBタイプであれば首の付け根股関節土踏まず1動作ごとに揃えることによって身体からの自然な動作となるのですが、可動ポイントと軸ポイントを固めてしまっているせいで不自然な動きになってしまいリズムが無い動きとなってしまいます。

これからもし海外の競技会での活躍をめざすのであれば1動作ごとの軸を確認すると自然でリズムにあった踊りとなり海外での成績も好ましいものとなるでしょう。

参考動画


B1タイプのリカルドは首の付け根股関節A1タイプのユリアはみぞおちで毎動作に軸を作って自然な動きでリズムにのっているのがわかります。

シューズ選びにもタイプの違いが関係してきます。

シューズを履いた際に

Aタイプ靴の前側に身体の重心がくるタイプのシューズ


Bタイプ靴の後ろ側に身体の重心がくるタイプのシューズ

を選ぶと身体の連動を得やすくなるでしょう。

女性のシューズや男性のラテンシューズなどは、ヒールの位置などでの身体の重心の変化を考慮すると、自分のタイプに合ったシューズを選びやすくなります。

また最近の中敷きには重心を親指側に寄せるものがあります、1タイプには有効ですが2タイプには身体の連動が無くなり怪我の原因になりかねないので注意して下さい。

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