4スタンス理論で社交ダンス

社交ダンスの誤解されやすい曖昧な部分を4スタンス理論で解説します。

カテゴリ: latin

最近、競技ダンスで中国勢の躍進が注目され、特に中国選手の足元の強さを称賛する声をよく聞きます。

中国選手の足元の強さを称賛するのはいいのですが、足元の強さを自分に取り入れようとして足先の筋力を使おうとする人がいますが、それは間違いです。

足先の筋力を使うのがなぜ間違いかというと、全身が連動して動くためには体幹主導の動きが理想なのですが、足先の筋力を意識してしまうと末端である足先が体幹主導の連動から外れてしまい結果、滑りやすくなったり、足首や膝、股関節の故障の原因になります。

足元の強さは、左右の軸による重心の受け渡しがロスなく行われた結果見えてくるもので、足先の筋力で行うものではありませんし、足元の強さが見えてくる動きの時は体幹主導で動けているので足の筋力は使っているのではなく使われている状態となり、床の状態なども気にならなくなるでしょう。


社交ダンスを踊る場合、AタイプBタイプでは身体の境目が違い、境目で上下に伸びたり、ねじれたりします。

Aタイプは軸ポイントであるみぞおちのラインになります。
A1タイプはみぞおちのラインを境にねじれ、斜めに伸びていきます。
A2タイプはみぞおちのラインを境に上下に分かれ伸びます。

Bタイプは軸ポイントである首の付け根のラインになります。
B1タイプは首の付け根のラインを境に縮めたりします。
B2タイプは首の付け根のライン境にねじれ斜めに縮めたりします。

Bタイプは股関節を境目にすることができますが、社交ダンスを踊る際は有効とはいえません。

身体の境目を意識することによってより相手の動きを理解でき、いろいろなテクニックを自分のタイプに合わせて利用できるようになります。

社交ダンスは二人で手をつないで踊る関係上、末端である手が重要になってくる場面があります。

男性のリードを手を通して女性の身体へ反映させて、女性の動きを手を通して男性へ伝えます。

ボディコンタクトで踊ると勘違いしているとないがしろにしがちですが、手がお互いの動きを伝えてくれる重要なツールとなります。

タイプ別の手の形は正しく立つをしたときに自然と握りたくなる形をすると、お互いの動きを伝えやすくなります。

勘違いしてはいけないのが、体幹の動きを伝えるために手を使うのであって、手や腕の動きで踊るのではないことを気を付けてください。

競技会などで評価の対象となるボディーの強さですが、よくある間違えは肋骨周辺の筋肉を固めてしまって動きがぎこちなくなってしまうのをよくみかけます。

ボディーの強さは軸が安定していることから生まれるものなので、軸を支える筋肉を適切に働かせることによりボディーの強さが生まれます。

ボディーの強さの元になる軸を支える筋肉は、大きな筋肉ではないのでよく理解して鍛えないと近くの大きな筋肉が代わりに働き出して身体の動きをぎこちなくしてしまいます。

女性は特に軸を入れ替えることが多く軸を支える筋肉が重要になってくるので、自分の軸ポイントをしっかりと理解をして、軸を支える筋肉を鍛える事をお勧めします。

ボールルームでもラテンでもホールドを真上から見た形がタイプの組み合わせによって異なります。

クロス×クロスパラレル×パラレルと同じタイプ同士がホールドをすると真上から見た形は楕円形に近くなります。

クロス×パラレルパラレル×クロスと違うタイプがホールドをするとタイプの特性上クロスタイプのスペースが狭くなり真上から見た形は三角形に近くなります。

男性(クロス)×女性(パラレル)の場合、男性の右腕から女性が離れているような形になるので、男性が右手で女性の背中を押さえつけるようなトラブルが起こりがちです。

男性(パラレル)×女性(クロス)の場合、男性の右腕の近くに女性の上半身がくるので、男性の右腕に女性が圧迫されるトラブルが起こりがちです。

トラブルはタイプにあった身体の使い方をすれば防げますので、上記のトラブルがある方は4スタンス理論を復習してみてください。


↑このページのトップヘ