4スタンス理論で社交ダンス

社交ダンスの誤解されやすい曖昧な部分を4スタンス理論で解説します。

2016年08月

タイプ別の基本的なフェザーステップのやり方を紹介します。

ステップのタイミングやフットワーク等は教科書に準じます。


まず初めに、踊る前の準備をしっかりしタイプ別ホールドの作り方(男性編) をしてからはじめます。


A1タイプ 
まず初めに左足上でみぞおち土踏まずを床に対して垂直にそろえて軸を作り、股関節を右回転させてから1歩目の右足を前進します。
1歩目の右足が着地したら、左足上の軸を右足上にシフトさせ股関節の右回転を継続させ2歩目の左足を前進します。
2歩目の左足が着地したら、右足上の軸を左足上にシフトさせ股関節を左に回転させる意識で、1歩目までの股関節の右回転を相殺して3歩目の右足をCBMPに前進します。

ポイント:ステップする際に平均台の上を歩くように少し足を重ねる意識をすると身体の連動が取りやすくなります。


A2タイプ
まず初めに左足上でみぞおち土踏まずを床に対して垂直にそろえて軸を作り肩鎖関節を右回転させて、それを股関節に連動させて1歩目の右足を前進します。
1歩目の右足が着地したら、左足上の軸を右足上にシフトさせ肩鎖関節と股関節の右回転を継続させ2歩目の左足を前進します。
2歩目の左足が着地したら、右足上の軸を左足上にシフトさせ肩鎖関節を左に回転させる意識で、1歩目までの股関節の右回転を相殺して3歩目の右足をCBMPに前進します。

ポイント:ボディーを回転させる際に、肩のラインと股関節のラインが平行であるように気を付けるとバランスを取りやすくなります。


B1タイプ
まず初めに左足上での付け根股関節土踏まずを床に対して垂直にそろえて軸を作り胸鎖関節の背中側を右回転させて、それを股関節と膝に連動させて1歩目の右足を前進します。
1歩目の右足が着地したら、左足上の軸を右足上にシフトさせ股関節と膝の右回転を継続させ2歩目の左足を前進します。
2歩目の左足が着地したら、右足上の軸を胸鎖関節の背中側を左に回転させる意識で、1歩目までの股関節と膝の右回転を相殺してから左足上にシフトさせ3歩目の右足をCBMPに前進します。

ポイント:常に回転を後ろ脚で行うようにして前の脚に体重を乗せ急がないようにするとムーブメントが滑らかになります。


B2タイプ
まず初めに左足上での付け根股関節土踏まずを床に対して垂直にそろえて軸を作り肩鎖関節を右回転させて、それを股関節と膝に連動させて1歩目の右足を前進します。
1歩目の右足が着地したら、左足上の軸を右足上にシフトさせ股関節と膝の右回転を継続させ2歩目の左足を前進します。
2歩目の左足が着地したら、右足上の軸を肩鎖関節を左に回転させる意識で、1歩目までの股関節と膝の右回転を相殺してから左足上にシフトさせ3歩目の右足をCBMPに前進します。

ポイント:ステップする際に平均台の上を歩くように少し足を重ねる意識をすると身体の連動が取りやすくなります。



ロゥアとはライズした高い位置から普通の低い位置に戻る動作のことで今回はロゥア~フォールを男性のナチュラルターンの3歩目(女性だと6歩目)

【右足を左足にクローズして3歩目の終わりに右足でロゥア続けてフォールする。】

で説明します。


A1タイプ
右足を左足にクローズした瞬間に右足上でみぞおちの前側右膝の前側つちふまずを床に対して垂直に並べ軸を作り、みぞおちの前側右膝の前側つちふまずの3点を近づけるようにロゥア~フォールをします。
3点を近づける時に右股関節の前側、右膝の順番に曲げていき、上体が前かがみにならないようにみぞおちより上は起こしておきます。

A2タイプ
右足を左足にクローズした瞬間に右足上でみぞおちの後ろ側右膝の後ろ側つちふまずを床に対して垂直に並べ軸を作り、みぞおちの後ろ側右膝の後ろ側つちふまずの3点を近づけるようにロゥア~フォールをします。
3点を近づける時に右股関節の後ろ側、右膝の順番に曲げていき、上体が後ろに倒れないようにみぞおちより上は立てておきます。

B1タイプ
右足を左足にクローズした瞬間に右足上で首の付け根の後ろ側右股関節の後ろ側つちふまずを床に対して垂直に並べ軸を作り、首の付け根の後ろ側右股関節の後ろ側つちふまずの3点を近づけるようにロゥア~フォールをします。
3点を近づける時に右膝、右股関節の後ろ側の順番に曲げていき、上体が後ろに倒れないように首の付け根より上は立てておきます。

B2タイプ
右足を左足にクローズした瞬間に右足上で首の付け根の前側右股関節の前側、つちふまずを床に対して垂直に並べ軸を作り、首の付け根の前側右股関節の前側つちふまずの3点を近づけるようにロゥア~フォールをします。
3点を近づける時に右膝、右股関節の前側の順番に曲げていき、上体が前かがみにならないように首の付け根より上を起こしておきます。




シューズ選びにもタイプの違いが関係してきます。

シューズを履いた際に

Aタイプ靴の前側に身体の重心がくるタイプのシューズ


Bタイプ靴の後ろ側に身体の重心がくるタイプのシューズ

を選ぶと身体の連動を得やすくなるでしょう。

女性のシューズや男性のラテンシューズなどは、ヒールの位置などでの身体の重心の変化を考慮すると、自分のタイプに合ったシューズを選びやすくなります。

また最近の中敷きには重心を親指側に寄せるものがあります、1タイプには有効ですが2タイプには身体の連動が無くなり怪我の原因になりかねないので注意して下さい。

 練習場などで、たまに「なぜ習った通りにできないのか!」や「なぜ自分の言ったと通りにできないのか‼」と喧嘩をしているカップルを見かける事がありますが、それは行おうとしているテクニックがその人のタイプに合っていないから起こる問題なのです。
自分のタイプに合わない動きをしていると、不自然な姿勢や踊り間違いの素になります。

4スタンス理論には、4種類のタイプがありそのタイプごとに身体の動かし方に違いがあります。

4種類の身体の動かし方があるということは、「習った踊り方」や「自分が良いと思う踊り方」が相手のタイプに合っていなければうまくできないのは当たり前なことなのです。

踊りをより良くしようと思うなら4スタンス理論を理解して、自分のタイプをしり、相手のタイプを理解してから踊りを合わせより良いコミュニケーションをとる事が大事になります。



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