4スタンス理論で社交ダンス

社交ダンスの誤解されやすい曖昧な部分を4スタンス理論で解説します。

2016年07月

ホールドをする際のボディーコンタクトのタイプ別の違いを紹介します。


Aタイプ×Aタイプ
Aタイプ同士は、軸ポイントであるみぞおちの高さでコンタクトをとると安定して踊れるようになれます。
もし、可動ポイントである
股関節やその周辺である下腹部でコンタクトをとってしまうとお互いの動きを阻害して姿勢の乱れなどの原因となるでしょう。
参考カップルドーメン・クラペッツ×ナターシャ・カラベイ

Bタイプ×Bタイプ
Bタイプ同士は、軸ポイントである股関節やその周辺である下腹部の高さでコンタクトをとると安定して踊れるようになれます。
もし、可動ポイントである
みぞおちでコンタクトをとってしまうとお互いの動きを阻害して姿勢の乱れなどの原因となるでしょう。
参考カップルアンドレア・ギジャレリ×サラ・アンドラッキオ 


Aタイプ×Bタイプ
AタイプとBタイプでは軸ポイントも可動ポイントも違うので、密着してボディーコンタクトをとることは好ましくありません。
AタイプとBタイプがボディーコンタクトをする場合は
みぞおち股関節の間が触れ合う程度にしてお互いの可動ポイントの動きを阻害しない範囲に抑えるといいでしょう。
参考カップルヴィクター・ファン×アナスタシア・ムラヴィエヴァ


タイプ別のボディーコンタクトの違いは身長差などで微調整が必要な場合があります。

男性の右手(手の平)の位置は女性のタイプにより置く位置が変わってきます。


女性がAタイプの場合

Aタイプ首の付け根股関節が可動して動きを作るので男性の右手の位置が高い位置(首の付け根の近く)にきてしまうと女性の動きを阻害してしてしまいます。
よって、男性の右手の位置は女性の肩甲骨の下側を覆うように置くと女性の動きを阻害することなく一体となって動くことができます。

女性がBタイプの場合

Bタイプみぞおちが可動して動きを作るので男性の右手の位置が低い位置(みぞおちの近く)にきてしまうと女性の動きを阻害してしてしまいます。
よって、男性の右手の位置は女性の肩甲骨の上側に沿うように置くと女性の動きを阻害することなく一体となって動くことができます。

また、男性の右手を置く際にパワーラインに沿って女性の背中に触れるとより一体感が増し、男性の右手から力みがなくなります。

「パワーライン」は、モノを握るというヒトの根源的な動作に安定をもたらす基軸、といっていい手の平と足の裏に存在するラインです
A1-黄色の点線 A2-黄色の線 B1-青い線 B2-青い点線
パワーライン
それぞれの「パワーライン」に合わせてモノを握ると動作が安定し、自然で無理がなく握ったモノを密着させてコントロールしやすく、全身がスムーズに連動します。

:女性の左ホールドの手の違い
腕の作り方は、タイプ別ホールドの作り方(女性編) を見て下さい。

A1-パワーラインの向きを男性の上腕に沿わせる様、手首の向きで調節して、男性の右腕と平行にし人差し指側から沿わせて指先から握ります。

A2-パワーラインの向きを男性の上腕に沿わせる様、手首の向きで調節して男性の右腕と平行にし薬指側から沿わせて指先から握ります。

B1-パワーラインの向きを男性の上腕に沿わせる様、手首の向きで調節して男性の右腕と平行にし人差し指側から沿わせて手の平から握ります。

B2-パワーラインの向きを男性の上腕に沿わせる様、手首の向きで調節して、男性の右腕と平行にし薬指側から沿わせて手の平から握ります。


この他にも、足の裏の使い方やコネクション等々にパワーラインは活用されます。

4スタンス理論には「正しく立つ」という項目があります。

「正しく立つ」
脱力をした状態から
①両足の中指を、首幅、股関節幅に揃える
②両足の土踏まずを地面に向ける(意識をする)
③肩甲骨、仙骨を地面に対して垂直に立てる
④頭を土踏まずの上に置く
⑤体幹を柔軟に保つ


「正しく立つ」とは、全てのタイプに共通する立ち方で、次に起こす動作の為に全身の可動域がしっかり使える状態であること、無駄な力が抜けていてもっとも疲れにくい姿勢であることを言います。

踊る前には必ず「正しく立つ」の状態から構えに移行することが大切となってきます。

次に片方の足に5つのポイント、首の付け根みぞおち股関節土踏まずを床に対して垂直に揃え軸をつくり、全身の骨を連動させて使うことを可能にします。

ここから各タイプ別の構えに移行し、Aタイプであれば首の付け根股関節を動かし動作を起こし、Bタイプであればみぞおちを動かし動作を起こします。

↑このページのトップヘ