4スタンス理論で社交ダンス

社交ダンスの誤解されやすい曖昧な部分を4スタンス理論で解説します。

先日のプロラテンの競技会を見ていて集団で踊っている中で目立つ選手や勝ち残る選手は一つ一つの動作時に軸移動が高確率で行われている事が見て取れました。

ですが残念なことに高確率であって完璧にでわなく、速いリズムの種目になると決勝を踊るメンバーでさえ60~70%しか軸移動が行われず身体の動きを固めてしまっているのが見えました。

速いリズムの種目になると軸ポイントを移動した先で支える為の筋力が必要になってくるのですが、予選の段階では軸ポイントを移動先で支えられないので、可動ポイントと軸ポイントを固めて足の力でバランスを無理矢理とりステップをする選手が多々見うけられました。

Aタイプであればみぞおち土踏まずBタイプであれば首の付け根股関節土踏まず1動作ごとに揃えることによって身体からの自然な動作となるのですが、可動ポイントと軸ポイントを固めてしまっているせいで不自然な動きになってしまいリズムが無い動きとなってしまいます。

これからもし海外の競技会での活躍をめざすのであれば1動作ごとの軸を確認すると自然でリズムにあった踊りとなり海外での成績も好ましいものとなるでしょう。

参考動画


B1タイプのリカルドは首の付け根股関節A1タイプのユリアはみぞおちで毎動作に軸を作って自然な動きでリズムにのっているのがわかります。

まずはじめに、クロスタイプパラレルタイプでは動作を主動して導く身体の面が異なるという特性があります。

クロスタイプは身体の内面 、手であれば平の部分、体幹においては胸側の面が主動して動作を導くイメージです。

パラレルタイプは身体の外面、手であれば甲の部分、体幹においては背中の面が主動して導くイメージです。

どんな全身の連動であっても、各タイプの主動面でことを起こすイメージが自然であり、逆に反対側の面にイメージを持ったまま動作をし続けると安定を欠き、確実で安全な動きが妨げられたしまいます。 

クロスタイプ×クロスタイプ

動作の主動面が内面同士であるためにボディーコンタクトを密にしてしまうとお互いの動作の妨げになる可能性があります。
ボディーコンタクトは軽く接する程度にする事をオススメします。

パラレルタイプ×パラレルタイプ

動作の主動面が外面同士であるためボディーコンタクトを密にしても、軽くしても問題ありません。

クロスタイプ×パラレルタイプ or パラレルタイプ×クロスタイプ 

クロスタイプが動作の主動面が内面であるため、ボディーコンタクトは軽く接する程度にする事をオススメします。 

以前の記事「ボディ―コンタクトpart.1」と一緒に読むとボディ―コンタクトが、より明確にわかるようになります。

4スタンス理論についてよく聞かれる質問と答えをまとめてみました。

Q.タイプ診断が上手くできません。
A.タイプ診断は繊細な部分があるので、コーチ級以上の資格保持者に診断をしてもらうことをオススメします。

Q.タイプは時間が経てば変わるのか?
A.血液型と同じで生まれた時から決まっていて変わりません。

Q.4スタンス理論はダンスにどのように関わってくるのか?
A.1人での立ち方から、組み方、足の出し方、指先の使い方等々、全てにおいて関わってきます。

Q.Aタイプは前でBタイプは後ろですか?
A.土踏まずの中で、Aタイプは前、Bタイプは後ろになりますが、足に関しては、Aタイプは進行方向前側、Bタイプは進行方向後ろ側となります。

Q.憧れの選手みたいに踊りたいが、タイプが違うと無理なのか?
A.憧れの選手みたいに踊ることは可能ですが、同じ動きをする時に一手間加えないと不自然な動きになってしまいます。

Q.4スタンス理論で競技会に勝てるようになりますか?
A.イギリスでの3大大会の上位入賞者は必ずタイプ通りの動きをしています。勝ちたいと思うならば4スタンス理論を実践する事をオススメします。

Q.ダンスに向いてないタイプはありますか?
A.ありません。各タイプのすばらしいダンサーがいっぱいいます。

Q.自分とは違うタイプの先生に教わっても大丈夫ですか?
A.4スタンス理論を理解していれば共通点があるので有効ですが、理解されてない場合は、首、腰、膝等の故障の原因となります。

最後にこちらから質問です。
Q.踊っていて違和感を感じませんか?

 

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